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ラノベレーベルの特色と個人的評価

 ラノベと一口に言ってもそのレーベルからして大量にあり、そして今もなお増え続けています。そしてその分、廃刊に追い込まれるレーベルも。私が以前愛読していた『未完少女ラヴクラフト』が刊行されていたスマッシュ文庫もあえなく廃刊となり、そのタイトル通り未完となってしまいました。

 とはいえ、『未完少女ラヴクラフト』を執筆されていた黒史郎さんは日本クトゥルフ作家界においてそれなり以上の地位にいらっしゃる方ですし、映画『貞子VS伽椰子』のノベライズも行われていましたので、もしかするとどこかで続きを目にすることができるかもしれませんが。

多いようで実は少ない? 主要ラノベレーベル

 大量といいはしたものの、実のところ主要なレーベル数はここ数年変動がありません。それは新規レーベルが主要レーベルになりきれていないということの証左でもあるわけですが。

 加えて、レーベルの発行元で見ると更にその数は減少します。この主要因を作っているのが他でもないKADOKAWA。金に汚いと悪評高いKADOKAWAさんですが、個人的にはKADOKAWAなくしてラノベ文化の発展はなかったと思っています(けもフレ二期における諸騒動については、私はそもそもけもフレを見ていないので触れるつもりはありません)。

 というわけで、現在男性向けラノベレーベルにおいて主要と目されるであろうレーベルを見ていきたいと思います。まずはラノベ最大手、KADOKAWA系列のレーベルから。各レーベルの最後には新旧関係なくおすすめタイトルをご紹介していますので、よろしければどうぞ。

 なお、今回はなろう系書籍化レーベル、メディアワークス文庫などに代表されるライト文芸、カドカワブックスやGAノベルなど大判のものには触れませんのであしからず。

ラノベといえば電撃文庫

 ラノベという単語でまず真っ先に電撃文庫を思い浮かべる人も少なくないでしょう。毎月10日前後に刊行され、その刊行数は他のレーベルと比較して軍を抜いています。また、その発行数ゆえメディアミックスも多く、アニメ化に際してはほぼ毎期、何らかのタイトルがアニメを放送しています。

 しかし、今でこそKADOKAWAの主力ラノベレーベルに君臨する電撃文庫ですが、そのスタートはKADOKAWAによるものではありませんでした。

株式会社メディアワークス

 電撃文庫を創刊したのは、今はなきメディアワークス。メディアワークスはその後KADOKAWAの子会社であったアスキーと合併し、社名をアスキー・メディアワークスとし、二〇一五年にKADOKAWAの事業局の一つとなり現在にいたります。

 電撃文庫といえば『ソードアート・オンライン』や『とある魔術の禁書目録』、『キノの旅』など長期に渡って刊行されるシリーズ物は勿論のこと、当館で取り上げた『おはよう、愚か者。おやすみ、ボクの世界』や『クロバンス戦記 ブラッディ・ビスカラ』などの単巻物、ライト文芸であるメディアワークス文庫から刊行されていた『ビブリア古書堂の事件手帖』のスピンオフである『こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌』など、その種類は多岐にわたります。とはいえSAOに関しては元々はネット連載だったので純粋な電撃文庫とはいえないのかもしれませんが。

 上記で取り上げたものでも、SAOや禁書目録は現代ファンタジー、あるいは近未来ファンタジー、キノの旅やクロバンス戦記は異世界ファンタジー、ビブリアファイト部活動日誌やおはよう、愚か者は現代ものと、ジャンルにおいても区分けが出来ないレーベル。その分玉石混交具合がとてつもないレーベルとなっています。

 ちなみに、実写化もされ少女コミックとしても刊行された『図書館戦争』は、元々はこの電撃文庫から刊行されていました。今では一般小説レーベルである角川文庫からの刊行となっています。

電撃文庫おすすめ:『霊感少女は箱の中』

 正直なところ何かおすすめといわれて一番困るレーベルでもある電撃文庫。それでもあえて選ぶとしたら、鬼才と名高い甲田学人さんの『霊感少女は箱の中』です。

 今作は甲田さん初(?)の心霊ものであり、それまでの『Missing』や『断章のグリム』などと比較するとグロテスクな描写は(心持ち)控えめ。また、心霊ものではありますが甲田学人作品定番の人間の内面的な恐ろしさも描かれ、新規の読者は勿論のこと従来の甲田学人信者にとっても満足のいく作品となっています。

 惜しむらくはラノベレーベルにおけるホラー作品が全般においてマイナー気味であることですが、そのあたりを差し引いても掛け値なしにおすすめします。まあ、ホラーが苦手な方には流石に無理強いできませんが。

 勿論、当館で紹介いたしました『賭博師は祈らない』や、紹介こそしていないものの非常に味わい深かった『エイティシックス-86-』もおすすめです。

衰退著しい角川スニーカー文庫

 角川文庫の系譜として誕生し、元祖ラノベとも目されるのが月頭前後に刊行されている角川スニーカー文庫。今や角川文庫から刊行されている『氷菓』を始めとする『古典部シリーズ』も、もとを正せばこのスニーカー文庫から出ていたタイトルです。

 かつてはガンダムシリーズのノベライズや『涼宮ハルヒシリーズ』など一時代を作り上げていたスニーカー文庫ですが、今ではその見る影はなく、角川系列のレーベルの中でも一位二位を争うほどの衰退っぷりというのが個人的な印象。確かに『この素晴らしい世界に祝福を!』などのヒット作はありますが、このすばは元をたどれば『小説家になろう』連載作品。純粋なスニーカー文庫とは言い難いのではと思います。

 とはいえすかすかこと『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』やその続編であるすかもかこと『終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?』などもありますし、実のところ衰退というほどのことではないのかもしれません。

 ジャンルとしてはこちらも電撃文庫同様に分類がしづらいレーベル。むしろエロ路線の作品が多いこともあって電撃文庫よりもそのごった煮感は増しています。ただ、二〇一七年十一月現在ではそのエロ路線も少し縮小傾向に入ったのか、目立たなくなっては来ていますが。

スニーカー文庫おすすめ:インスタント・ビジョン

 当館ですでにご紹介しました『インスタント・ビジョン 3分間の未来視宣告』を改めて。未来視によってもたらされた能力を手に、その絶望的な未来を変えるべく奮闘する青年の物語。惜しむらくは続刊の情報がないことですが、これ単独でも充分楽しめる内容となっています。

正直どうなのMF文庫J

 当館では一度も取り上げたことがない、二十五日前後に発売されるMF文庫J。いくつか読んではいるのですが、いかんせんどうにも……断言すれば微妙なものが多い印象。

 異世界召喚ものの代表格としての地位を築いた『ゼロの使い魔』やロングランとなっている『緋弾のアリア』などもありますが、いずれにしても古い作品であることに変わりはないですし、『Re:ゼロから始める異世界生活』はなろう連載。個人的には『最近では自社レーベルで新人育成が上手くないレーベル』といった印象です。

 この印象については私の周辺も概ね異口同音のようで、『印象薄すぎ』とか、もっとひどいものだと『イラストさえよければ話の上手い下手は二の次にしているレーベル』とさえ言われています。

 ただ、先述のもの以外にも『ノーゲーム・ノーライフ』や『ようこそ実力至上主義の教室へ』など看板タイトル数についてはスニーカー文庫よりも多い感じがしますし、安定しているといえば安定しているのかもしれません。ただやはり、この両作においても自社新人賞などからの登場ではないので、やはり新人育成はあまり上手くないのでしょう(『ノゲノラ』作者の榎宮祐さんはラノベデビュー作ではあっても元々漫画家やイラストレーターとして活躍されていた方ですし、『よう実』の衣笠彰梧さんは挿絵のトモセシュンサクさん共々エロゲメーカーのあかべぇそふとつぅ出身)。

 こちらも電撃文庫に勝るとも劣らないごった煮具合ですが、何かしらファンタジー要素あるいはバトル要素が入っているものが多くを占めている印象があります。

MF文庫Jおすすめ:エイルン・ラストコード

 ラノベのジャンルとして比較的珍しい巨大ロボットものの本作。題材的にはマブラヴ・オルタネイティヴなどの系譜に連なります。人類対(絶望的な戦力差を持つ)敵対生物の戦争がお好きなら是非。二〇一七年十一月現在、七巻まで刊行されています。

名は体を示す? 富士見ファンタジア文庫

 毎月二十日前後に刊行となる富士見ファンタジア文庫、現在ではファンタジア文庫の略称が公式サイトでも用いられていますが、正式名称としては今でも富士見ファンタジア文庫のようです(二〇一七年十一月現在)。

 その名前が示すとおり、古くは『スレイヤーズ』や『魔術士オーフェン』、新しくは当館でも紹介しました『魔術学園領域の拳王』、『東京レイヴンズ』、『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』など、現代異世界を問わずファンタジー要素が含まれる作品が多く刊行されています。その一方で『フルメタル・パニック!』や『天地無用!』などのSF要素が入った作品、『冴えない彼女の育てかた』などの青春ものも出ており、名は体を表す、というほどファンタジー路線一辺倒というわけではない様子。

 ただ、過去数回遡ってもファンタジア大賞の受賞作はやはりファンタジー系で、全般を通してファンタジーに強いレーベルといっていいでしょう。

 個人的には当たり外れが激しいレーベルであるとも感じます。『魔術学園領域の拳王』は個人的には当たりでしたが、同じく紹介した『追伸 ソラゴトに微笑んだ君へ』はそこはかとない外れ感がありました。そしてファンタジア大賞において金賞を獲得したのはソラゴトで、拳王は銀賞。私の感性に世間との乖離があるというだけの話かもしれませんが。

ファンタジア文庫おすすめ:魔術学園領域の拳王

 一巻のみ当館で紹介しました。当初は、昨今珍しいレベルで主人公が情けなく、しかしそこからの下克上が清々しいまでのカタルシス。クトゥルフ神話要素も相まって、デモンベインやスクライドが好きな方には是非読んでいただきたい一品。

個人的に頑張って欲しいファミ通文庫

 月末頃に刊行されているファミ通文庫といえば、やはり青春ものに強いイメージがあります。『”文学少女”シリーズ』や『この恋と、その未来』、当館で扱った『リンドウにさよならを』など、ボーイミーツガールの登竜門的な立ち位置に感じます。

 勿論それだけではなく、『覇剣の皇姫アルティーナ』などのファンタジー作品もあり、他にも近年ではなろう書籍化やカクヨム書籍化も多く行われています。それに加え、ソシャゲのノベライズに関してもその種類は多め。

 とはいえどこかパッとしない印象があるのは拭いきれません。アニメ化された作品もそれほど多くはなく、何かもう一手欲しいところ。

ファミ通文庫おすすめ:”文学少女”シリーズ

 最早説明不要、野村美月さんの傑作シリーズです。こちらは電子書籍ではなく是非とも紙媒体で読んでいただきたい一品。でもページを破いて食べては駄目ですよ?

ぶっちゃけ統合してくれ

 と、ここまで来てお気づきの方、というか前々から思っていた方も多いでしょうが、果たしてKADOKAWAがラノベのレーベルをこれだけの数に分けて出す意味は果たしてあるのでしょうか。

 純粋なKADOKAWAレーベルという意味においてはスニーカー文庫だけで、他はそれぞれ元は他社、あるいは子会社のレーベル。しかしながら今ではKADOKAWAはブランドカンパニー制を廃止しており、各レーベル似たり寄ったりの傾向であるのなら、最早分割している意味はないように感じます。レーベルの明確な特色を持つファンタジア文庫やファミ通文庫にしても、統合できないというわけではありませんし。

 当然それは経営上の問題だとか編集部云々だとかを度外視した、純粋な読者としての考え方ではあります。ただやはり、これだけ細分化するのなら、せめてもう少し、各レーベルにおいてこれといえる明確な特徴を打ち出していただきたい。

KADOKAWA以外のレーベル

 ではここからはKADOKAWAから離れてその他の出版社のレーベルを見ていきましょう。ちなみに、その他のとくくっているのは有象無象と断じているのではなく、単純にKADOKAWAレーベルが多すぎるからです。

実は長い歴史のダッシュエックス文庫

 コミックとしては週刊少年ジャンプで有名な集英社から出ているのが、おおよそ毎月二十日頃に刊行されるダッシュエックス文庫。その創刊自体は二〇一四年と若い……のですが、ダッシュエックス文庫にはその前身があります。

 その名もスーパーダッシュ文庫。『R.O.D』や『パパのいうことを聞きなさい!』などを刊行していたレーベルで、両作品とも完結時にはすでにダッシュエックス文庫が創刊されていましたが、スーパーダッシュ文庫として発行されています。

 更にそのスーパーダッシュ文庫にも前身といえるレーベル・スーパーファンタジー文庫が存在し、その創刊は一九九一年。電撃文庫が一九九三年の創刊ですから、実質その電撃文庫よりも老舗ということになります。とはいえ、スーパーファンタジー文庫から引き続いた作品はほとんどないのが実情ではありますが。

 レーベルの特色としては電撃文庫同様に明確なものは存在しませんが、まあKADOKAWAのようにレーベルが大量にあるわけでもなし、一極集中という意味においてそれは当然の帰結というものでしょう。というか、これ以降紹介いたしますレーベルについては明確な特色があるとは言い難くなっています。

ダッシュエックス文庫おすすめ:SとSの不埒な同盟

 再び登場野村美月さん。はい、大ファンです。ファミ通文庫の『”文学少女”シリーズ』などとはテイストとしては全く異なる作品ですが、読者の心をえぐるような心理描写は健在。まあ、S両名の視姦(!)は少々引きましたが。ちなみに挿絵のふゆの春秋さんは、電撃文庫の項でおすすめしました『霊感少女は箱の中』でも挿絵と表紙を担当されています。

新参? 復活? ガガガ文庫

 少年サンデーで知られる小学館のガガガ文庫、毎月十八日頃に発売されているこのガガガ文庫の創刊は二〇〇七年と比較的若いレーベル……なのですが、こちらにも前身と呼べるレーベルが存在します。

 その名は、スーパークエスト文庫。ゴジラやガメラのノベライズでご存じの方もいらっしゃるでしょう。しかし創刊当初、ガガガ文庫がラノベ初参入であるかのごとき扱いをされていました。

 特色らしい特色はないと先述しましたが、ガガガ文庫の場合ジャンルという意味においては確かにそうではあります。しかしながら『人類は衰退しました』などのある種奇妙ともいうべき世界観の作品などの実験的な作品も多く、当館で紹介した『妖姫のおとむらい』のように他のレーベルではまず見られない作風のものも少なくありません。

 加えて、『妖姫のおとむらい』の希さん、『人類は衰退しました』の田中ロミオさんもそうなのですが、今や『魔法少女まどか☆マギカ』などで知られる虚淵玄さんなどエロゲのシナリオライター出身の方の作品も見られます。

ガガガ文庫おすすめ:妖姫のおとむらい

 本当にこの方の文章は、癖が強いのに読ませる力もまた強い。二巻が未定のままなのが不安要素ではありますが、逆をいえば一巻しか出ていないからこそ金銭的にも手を出しやすいタイトルではないでしょうか。

ラノベはじめました・講談社ラノベ文庫

少年マガジンの講談社もラノベレーベルを保有しています。こちらは正真正銘二〇一一年初参入。その分まだまだ主要レーベルとして数えるには厳しい点もありますが、それでも『アウトブレイク・カンパニー』や『クロックワーク・プラネット』などアニメ化作品もあり、また新人発掘にも精力的と好感の持てるレーベルとなっています。

 発売日は概ね二日前後。しかし年末などに限っては前の月にずれ込むことがあり、また作品によっては発売日がずれることもあるようです。

 しかし、好感が持てるとはいえまだまだどこかパッとしないレーベルと言わざるを得ません。『進撃の巨人』などの人気コミックのノベライズ作品もあるので、気になった方はそこから入ってみてもよいのではないでしょうか。

講談社ラノベ文庫おすすめ:白翼のポラリス

 感想のときにも書きましたがとにかく言葉選びが丁寧でかつ見事。著者の阿部藍樹さんは現役の教師の方で、その二足のわらじは履きこなしが非常に大変そう……次回作が非常に楽しみな方です。

HPL最大の誤算のひとつ・GA文庫

 SBクリエイティブ発行のGA文庫といえば、日本クトゥルフ神話界においてあらゆる意味でインパクトを残した『這いよれ! ニャル子さん』を世に残したレーベルで、こちらもまだ比較的若いレーベルです。発売は毎月十五日前後となっています。

 新人発掘も精力的で、先述のニャル子さんの逢空万太さん、近作では『りゅうおうのおしごと!』で知られる白鳥士郎さんなどもGA文庫大賞出身の方々です。ちなみに、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の大森藤ノさんも大賞出身者ではありますが、元々ダンまちはネット小説が発祥の作品となっています。

GA文庫おすすめ:月とうさぎのフォークロア。

 この見た目でヤクザものという、ある意味ラノベらしい作品。三巻とも当館でご紹介しています。もう毎回繰り返していますが、主人公の朔、白のこと好きすぎだろう。

HJ文庫

 『六畳間の侵略者!?』を擁するHJ文庫は、毎月頭頃に発売されています。全体的に長期シリーズ化する作品が多く、刊行数が二桁に達しているものも少なくありません。

 なろう初出の作品や他社からの移籍作品もわずかながらあり、また他社で活躍されている著者の起用も少なくありません。しかし新人発掘に全く力を入れていないかというとそういうわけでもなく、GA文庫の『異能バトルは日常系のなかで』の望公太さんはここの出身者です。

 ただ、どことなく影が薄い感があります。私自身がHJ文庫をほとんど読んでいないということも原因の一つではあると思いますが、やはり他の大手出版社からのレーベルと比べると若干押され気味ではないでしょうか。

HJ文庫おすすめ:戦うパン屋と機械じかけの看板娘

 どことなく古いテイストのラノベですがその分安定力があり、安心して楽しめるエンターテインメント性の強い作品と感じました。二〇一七年十一月現在七巻まで発売済みとなっています。

オーバーラップ文庫

 メディアファクトリーから独立したスタッフによって設立されたオーバーラップ社のラノベレーベル……ですが、当初私の周辺では『IS <インフィニット・ストラトス>』を出すためだけのレーベルとすら言われていました。流石に酷すぎる物言いとも思いましたが、当時は確かにそんな印象もありました。

 現在では『灰と幻想のグリムガル』や『Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-』などの看板タイトルも生まれ、ISの刊行ペースが非常に遅いこともあってその感じはなくなりましたが、HJ文庫同様まだまだ影は薄いと言わざるを得ません。なお、刊行は毎月二十五日頃となっています。

オーバーラップ文庫おすすめ:Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-

 その早送り気味の台詞回しが特徴的だったアニメ版ですが、原作を追い越して先に完結するという事態に。作者の志倉千代丸さんはシュタインズゲートの企画原案としても知られ、作曲家としても有名です。

まとめ

 最後の方は少々足早になってしまった感は否めませんが、多少なりとも愛読書探し、あるいは新人賞応募によるレーベル選定の一助にでもなれば幸いです。

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