鑑定使いの冒険者1

その人物が持つ才能をスキルとして表示される世界。十五歳の時に自身のスキルを調べた結果、【鑑定】のスキルしか持たないことがわかったハクトール。しかし、彼が持っていた鑑定はただの鑑定ではなく、他の人より詳しく調べられる詳細鑑定であった。そのことに気づいたとき、一度は諦めた冒険者になる決意をする。そして、初めてダンジョンへ入ろうとしたときに、パーティーを組むことを拒否されていた少女シャルと出会う。しかし詳細鑑定を持つハクトールはシャルが持つ魔法の才能を見抜き、共にダンジョンへと潜ることになった。
鑑定使いの冒険者1 | ヒーロー文庫