理想のヒモ生活6

プジョル将軍は、女王アウラにガジール辺境伯家長女ルシンダ・ガジールとの結婚許可を申し出る。
中央の有力貴族であるプジョルと、地方の大領主であるガジール辺境伯家の娘の婚姻は、本来許可できない。
しかし、プジョル将軍には、女王の婚約者候補として婚姻を縛っていた過去に引け目を感じている女王アウラは、その婚姻を認める。
結婚式会場は、ガジール辺境伯領。王都を離れられない女王アウラの名代として、善治郎が結婚式に参加することが決定。数日後、港街ワレンティアから王都にフレア姫一行が到着する。
夜会の席で、結婚式の話を聞いたフレア姫は、善治郎のパートナーとして、自分もその結婚式に出席したいと申し出る。
結婚式に男女一組で出席するということは、その二人は色恋の関係にあるのが一般的。つまりそれは、フレア姫から善治郎に向けた事実上の求婚―――。
善治郎の答えは? そしてアウラとの夫婦関係はどうなるのか!?
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