下ネタという概念が存在しない退屈な世界

下ネタという概念が存在しない退屈な世界

「お●んぽおおおおおおおおおおぉ!!」

 少女は叫びながら走り出した。

 その瞬間、ぼくはすっころんだ。

 駅のホームに立つすべての人の視線が、バスタオル1枚に身を包んだ彼女に注がれる。

「だ、誰かあの人を止めてください!」

 駅員の制止をものともせず、卑猥な単語とイラストを撒き散らし、暴風のように去っていった彼女。彼女のその行為によって、無実の罪を受けそうになったぼくは救われたのだが……。

「大丈夫か? あれ」

 16年前の「公序良俗健全育成法」成立により、国民から粗暴な言葉が喪われた時代。国内有数の風紀優良校に入学した主人公・奥間狸吉(おくま・たぬきち)は、入学早々、反社会的組織「SOX」の創設者・華城綾女(かじょう・あやめ)から勧誘を受ける。弱みを握られ「SOX」のメンバーとなった狸吉は、憧れの存在である八面玲瓏な生徒会長・アンナの裏をかく下ネタテロに協力することになるのだが……! そこはプリズン? それとも、ハーレム?

下ネタという概念が存在しない退屈な世界 | 小学館
作者
赤城大空
イラスト
霜月えいと
発売
2012年7月
レーベル
ガガガ文庫
ジャンル
ギャグコメディ

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