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【二〇一七年版】ラノベレーベルの特色と個人的評価

 ラノベと一口に言ってもそのレーベルからして大量にあり、そして今もなお増え続けています。そしてその分、廃刊に追い込まれるレーベルも。私が以前愛読していた『未完少女ラヴクラフト』が刊行されていたスマッシュ文庫もあえなく廃刊となり、そのタイトル通り未完となってしまいました。

 とはいえ、『未完少女ラヴクラフト』を執筆されていた黒史郎さんは日本クトゥルフ作家界においてそれなり以上の地位にいらっしゃる方ですし、映画『貞子VS伽椰子』のノベライズも行われていましたので、もしかするとどこかで続きを目にすることができるかもしれませんが。

多いようで実は少ない? 主要ラノベレーベル

 大量といいはしたものの、実のところ主要なレーベル数はここ数年変動がありません。それは新規レーベルが主要レーベルになりきれていないということの証左でもあるわけですが。

 加えて、レーベルの発行元で見ると更にその数は減少します。この主要因を作っているのが他でもないKADOKAWA。金に汚いと悪評高いKADOKAWAさんですが、個人的にはKADOKAWAなくしてラノベ文化の発展はなかったと思っています(けもフレ二期における諸騒動については、私はそもそもけもフレを見ていないので触れるつもりはありません)。

 というわけで、現在男性向けラノベレーベルにおいて主要と目されるであろうレーベルを見ていきたいと思います。まずはラノベ最大手、KADOKAWA系列のレーベルから。各レーベルの最後には新旧関係なくおすすめタイトルをご紹介していますので、よろしければどうぞ。

 なお、今回はなろう系書籍化レーベル、メディアワークス文庫などに代表されるライト文芸、カドカワブックスやGAノベルなど大判のものには触れませんのであしからず。

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2017年11月7日:筒狸

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